

土日休・日勤常勤を希望する看護師さんの転職先として、病院やクリニックの次に人気を博しているのが、
病院で治験のお手伝いをする治験コーディネーター(CRC)というお仕事。
新薬の実用化を支える大切なミッション
治験とは、製薬会社が新しい薬を開発した際に行われるテストのこと。病院で実際の患者さんに投与し、 薬の安全性や効果・効能を実証します。
治験を無事にクリアできれば、薬は実用化へ。逆に言えば、治験がスムーズに行われなければ、どんなに有効な新薬も、何万人もの患者さんから望まれている新薬も、 実用化・製品化はできません。
治験は、医薬品業界の発展を担う大切な役割なのです。
この薬を使えば、もしかしたら助かるかも知れません
治験コーディネーターの役目は、治験がスムーズに実現されるよう、調整(コーディネート)を行うこと。
主に、次の5つを行います。
- 患者さんの中からカルテを元に治験の対象者を選出する
- 患者さんへの治験内容の説明(インフォームドコンセント。治療内容は医師から説明があります)
- 治験に対する不安を取り除くなど、患者さんのケア(注射などの医療行為を除く)
- 治験スケジュールの調整
- 治験結果などデータのとりまとめ
例えば、癌の特効薬が開発された場合、一刻も早く実用化できるよう、CRCは治験に協力してくれる癌患者さんを、カルテを見ながら選出。ドクターと適任かどうか話し合い、適任であれば患者さんと直接面談して、治験の内容を説明します。
このとき、質問に答えたり、不安を取り除きながら患者さんを支えるのも大切な役目。 看護師としてのケア経験が活かせるのは、まさにこの部分です。
現代医療で治療が困難だった際、治験は患者さんにとっての最後の希望になることも。こうした部分も、薬の有効性を確かめる治験の趣旨と並ぶ、この仕事の大きな魅力。
治験コーディネーターの仕事はとても社会的貢献度が高いのです。
臨床現場とOLの両立、家事育児と仕事の両立、安定性とやりがいの両立
病院ではなく、SMOと呼ばれる一般企業に入ることになるため、看護師の世界にはない魅力が盛りだくさん。中でも、看護師さんからCRCになった方々が魅力に感じることが多いのは、次のようなポイントでした。
- 基本的に土日休み、夜勤がない、長期休暇が取れる
- 患者さんを支える仕事
- 臨床現場に関わりながらも、企業で働ける
- 福利厚生が充実していて女性・ママに優しい環境が整備されている
- 新薬の実用化というかたちで患者の求めるQOL向上に応えられる
- 丁寧な教育体制
- 専門知識、新薬に対する知識を深められる
- 将来性があり、安定感のあるところが多い
このほか、ケースによっては勤務時間を自由に調整できるフレックスタイム制度が適用される場合もアリ。
あなたが看護師という時点で、
既に治験コーディネーター(CRC)の募集条件は満たしている!
CRCの国家資格というものはなく、むしろ必要になるのは看護師経験(または保健師・助産師資格)。
何を隠そう、現役CRCとCRC志望者の多くが「看護師の経験を積んだ人たち」です。それは、治験コーディネーターという仕事が、カルテを扱ったり、患者さんと接したり、医師・看護師と連携を取る仕事だから。
人気の高いCRCですが、臨床経験のある看護師さんはかなり有利。看護師の経験を持っている時点で、既にCRCへの第一歩を踏み出していると言っても、過言ではありません。









