最終更新日 2019/09/30

内視鏡的乳頭バルーン拡張術

内視鏡的乳頭バルーン拡張術 とは・・・

内視鏡的乳頭バルーン拡張術(ないしきょうてきにゅうとうばるーんかくちょうじゅつ、endoscopic papillary balloon dilatation;EPBD)とは、内視鏡を用いてバルーンカテーテルをファーター乳頭まで挿入し、生理食塩水などでバルーンを膨らませることにより、胆管の出口を広げる治療法である。総胆管結石の治療として行われることが多い。出血のリスクは少ないが、残石の残る可能性が高いこと、膵炎の合併が多いことがデメリットとして挙げられる。

 

引用参考文献
1)玉田喜一監.胆石症.病気がみえる vol.1 消化器.第4版,メディックメディア,2015,256.(ISBN9784896323245)
2)胆石症、総胆管結石症.おなかの健康ドットコム.オリンパス.

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